ゲイ作家について知らなかった事・その2・橋本治さん
2021/09/08 (Wed)
●ゲイ作家について知らなかった事・その2・橋本治さん「ゲイ作家」というのは、小説家とか映画監督とか何か作品を作ってるそういう人たちのことを、取り合えず、ココでは指すことにします。
●その2・作家、橋本治さんが亡くなっていた事
作家、橋本治さんが亡くなっていた事を知りませんでした。たまたまネットのリンクで目にして知りました。
「2019年1月29日、肺炎のため東京都新宿区の病院で死去」とのことです。70歳でした。
若い人はこの人を知らない人も多いのではないかと推測します。無理もない、執筆活動はデビューの70年代後半から亡くなるまで行っていますが、ブレイクしたのは、70年代後半から80年代の「桃尻娘」シリーズだからだ。映画化もTVドラマ化もされた。
その後の作品など詳しくはwiki等をご覧になってください。
この人をゲイ作家と定義する訳は、「桃尻娘」シリーズの中にゲイが出てきて、それがまた、リアルな若いゲイが生き生きと描かれていたことや、その後の橋本治作品にゲイセンスを感じさせるモノが多いからです。
ご本人が、「ゲイです」とか、メディア等が「ゲイである」とか指摘したとかは認識していません。
ただ、「桃尻娘」シリーズの『無花果少年と瓜売小僧(いちぢくボーイとうりうりぼうや)』などにおけるゲイ描写は、ゲイでなければ書けないモノだと筆者(fanta)は思ってる。
また当時を生きた若いゲイは、当時、初めて自分たちの心情が表現されたことを喜び、その作家(橋本治)に心酔したものです。
一度、二丁目ですれ違ったことがある。「橋本治さんですね?」と声をかけ、当時活動してたチラシを渡したことがある。
筆者(fanta)の接触はそれだけですけどね。
・写真 産経ニュースの訃報より、橋本治さん
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