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ゲイ作家について知らなかった事、2件(その1)

kage

2021/08/13 (Fri)

●ゲイ作家について知らなかった事、2件

 「ゲイ作家」というのは、小説家とか映画監督とか何か作品を作ってるそういう人たちのことを、取り合えず、ココでは指すことにします。 まず、知らなかったことで恥ずかしいと思ってる事を先に言いましょう。

●その1・映画監督・ローランド・エメリッヒがゲイをオープンにしてる事

 これ知らなかったのは自分で恥ずかしいです。先日、WOWOW放送予定の映画「ミッドウエイ」を検索して、監督のローランド・エメリッヒが以前よりゲイをオープンにしていて、ゲイ活動にも参画してるのを読んで驚いた。wikiに堂々と書いてある。

 一応、ローランド・エメリッヒの主な監督作品を下記に挙げときましょう。
・スターゲイト Stargate (1994年)
・インデペンデンス・デイ Independence Day (1996年)
・GODZILLA (1998年)
・デイ・アフター・トゥモロー The Day After Tomorrow (2004年)
・紀元前1万年 10000 BC (2008年)
・2012 (2009年)
・ホワイトハウス・ダウン White House Down (2013年)
・インデペンデンス・デイ: リサージェンス Independence Day: Resurgence (2016年)
・ミッドウェイ Midway (2019年)

 映画見る人はどれか1本は見たことあるでしょう。
 筆者(fanta)自身がこれを知らなかったことを恥じてるのは、筆者(fanta)がゲイライターだった時期にローランド・エメリッヒが活動をしていたことだ。

 まあ言い訳になるが、そもそも彼の監督作品はゲイと全然結びつかない。今から振り返ると、「スターゲイト」でトランスジェンダー俳優、「インデペンデンス・デイ」で、「トーチソング・トリロジー」のゲイ俳優を起用してたことぐらい。

 そもそも筆者(fanta)がローランド・エメリッヒをほぼ否定してたことが大元の原因。
 「紀元前1万年」なんて駄作もいいとこ。本家リスペクトのかけらもない「GODZILLA」。スポンサーの中国に媚びまくりの「2012」など。新作映画が発表されて、「監督は誰だろう?」と資料を見ると、「ローランド・エメリッヒ」と書いてあるモノなら「なんだよ」とガッカリしてしまうのが私ですからね。知らなかったのも無理もない。

 ハリウッド監督で同じくゲイで有名なブライアン・シンガーなんて、「X-MEN」シリーズや「スーパーマン」など娯楽作品、大作を監督しているが、その作風には、なんとなくゲイセンス感じるもんね。「X-MEN・2」なんてまるでマイノリティの苦悩の話だった。

 他のゲイ監督、ガス・ヴァン・サントやヨーロッパで言うと、フランソワ・オゾンなどなど、「あー、ゲイだからこそ」という作品のオンパレード。日本の橋口や往年の木下恵介にしてもそう。まあオープンにしてないクローゼットの脚本家や監督も多くいるとは思いますが。

 なんと、ゲイとはかけ離れた作風のローランド・エメリッヒがゲイをオープンにして、ゲイ(LGBT)支援活動もしてたなんて、びっくりしましたという話です。(長くなったんで「その2」は後日にさせてください)。

・写真 映画監督・ローランド・エメリッヒ (wikiより)
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